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2007年度の活動






2007年度福島県立美術館友の会通常総会
2007年5月20日
◎福島県立美術館講堂

 2007年度の福島県立美術館友の会の通常総会を開催しました。会長挨拶と美術館長のご祝辞の後、議事に入り2006年度の事業報告と収支決算報告がなされ、2007年度の事業計画と収支予算案が承認されました。
 続いて、美術館学芸課長より、美術館の2007年度の企画展の紹介と見所についてお話しいただきました。
●友の会より
本年度も、楽しい友の会活動となりますよう皆様よろしくお願い申し上げます。」





企画展ギャラリートークと交流会1
2007年4月14日
◎福島県立美術館企画展示室・講義室

 「将軍家への献上 鍋島〜日本磁器の最高峰〜」展を佐治ゆかり学芸員の案内とトークで鑑賞しました。鍋島焼の発祥の由来、三代〜八代将軍の時代背景や好みによる作品の特徴の説明を聞き、重要文化財を含む234点の鑑賞をしました。その後、お茶会で楽しく交流しました。26名の会員が参加しました。




企画展ギャラリートークと交流会2
◎2007年6月23日
◎福島県立美術館企画展示室・講義室

 「シャガール<死せる魂>」展を伊藤匡学芸課長の案内とトークで鑑賞しました。今回一堂に展示された美術館が所蔵するシャガールの版画集「死せる魂」について、ゴーゴリの物語のあらすじを聞きながら鑑賞しました。その後、講師を囲む懇談会が持たれました。20名の会員が参加しました。




友の会実技講座1
◎2007年7月8日
◎阿武隈川畔 御倉邸

 久慈伸一学芸員の指導で野外スケッチの実技講座を実施しました。天候に恵まれ、真夏の太陽の下、和風庭園や河畔でそれぞれのポイントでスケッチを楽しみました。15名の会員が参加しました。




企画展ギャラリートークと交流会3
◎2007年7月28日
◎福島県立美術館企画展示室・講義室

 「おもちゃと模型のワンダーランド」展を宮武弘学芸員の案内とトークで鑑賞しました。ヨーロッパの鉄道模型、ブリキのおもちゃ、懐かしい戦後のおもちゃ等1点1点が語りかけてくるのを学芸員の解説が深めてくれました。その後、学芸員研修生も加わり、お茶会が持たれました。11名の会員が参加しました。




会報第7号
◎2007年8月発行

 「美術館を知ろう!実技教室編」「美術館を知ろう!学芸員編U」を特集しました。その他、これまでの活動報告とこれからの予定などが掲載されています。




実技講座「セザンヌに学ぶ静物画」
◎2007年9月29日〜30日
◎福島県立美術館実義室

 画家・喜多方美術館学芸員の後藤学氏をお迎えし、レクチャーの後、静物画のモチーフを選びグループにわかれ、各自、相談しながら構図を決めました。物の形をどうとらえるか、悪戦苦闘の時間でしたが、参加者それぞれに切り口が異なり、学生時代に戻ったかのように真剣な、緊張と充実感のある2日間でした。



企画展ギャラリートークと交流会4
◎2007年10月13日
◎福島県立美術館企画展示室・講義室

 「上村松園」展の見どころなどの説明を受けながら展覧会を鑑賞しました。鑑賞の後、堀学芸員を囲んで、懇談会を持ちました。多数の参加があり、松園の人気が感じられました。




研修旅行
◎2007年10月21日
◎笠間日動美術館・茨城陶芸美術館

 秋晴れの一日。芸術の町笠間を訪れました。美術館より酒井館長、荒木学芸員のご参加をいただき、バスの中で両館の見どころなどをお話しいただきました。各美術館で開催されている企画展、常設展等を鑑賞し有意義な一日を楽しみました。




企画展ギャラリートークと交流会5
◎2007年12月9日
◎福島県立美術館企画展示室・講義室

 「斎藤清」展を吉村学芸員の案内とトークで鑑賞しました。斎藤清は会津坂下町出身のなじみの作家ですが、版画家を志したきっかけや、技法や作風の変遷、常に変化を求め新しい試みの制作を行なってきたことなどの解説を受け、改めて魅力的な作品を鑑賞しました。



会報第8号
◎2008年3月発行

 「エッセイ特集〜私の好きな美術館〜」を特集しました。その他、これまでの活動報告とこれからの予定、2008年度の企画展スケジュールなどが掲載されています。




ミュージアム・コンサート
◎2008年3月16日
◎美術館エントランスホール

 今年のミュージアムコンサートには、チェロ奏者の山本裕康さんをお招きしました。エントランスホールにバッハの無伴奏チェロ組曲が響き渡り、大勢の友の会員、音楽ファンに感銘を与えていただきました。コンサート後に、メンバーを囲み会員との交流パーティも行いました。
(美術館、美術館協力会との共催事業として開催しました。)




美術教養講座「現代美術に楽しむ」
◎2008年3月23日
◎美術館講義室ほか


 
今年の美術教養講座は、美術ファンにとっても難しいと思いがちな現代美術に
焦点を当ててみました。前半は、福島大学准教授の渡辺晃一先生による「現代美術の楽しみ方」というお話しで、美術とは何かや現代美術の流れ等を具体的な作品をとおして分かり易く解説していただきました。後半は、宮武学芸員の案内で、美術館にある現代美術の作品を詳しく解説していただきながら鑑賞しました。40数名の会員等が参加しました。

福島県立美術館友の会
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